わたなべ恵子 中央区議会議員
2023年04月21日

選挙戦終盤

統一地方選挙も最終日を迎えます。
また4期目も、皆さまのご信託を賜れますよう、各地を周り、3期12年のお礼の挨拶とともに、4期目に目指すことをお伝えしています。
私がいただくお給料は、区民の方々からいただく税金であることの重みを感じながら12年が経とうとしています。
このお給料に見合ったことを政ごとでお返ししようという思いで、お仕事をさせていただいております。
お約束したZEB、新しいコミュニティの拠点のコンセプト、マンション防災マニュアルの改訂、などなど、じっくり実現に向かい達成できたことと、短期間にやり遂げることができたことがあります。
これからの四年こそ大切な時期に入ります。
築地市場跡地の開発業者さんが決定するのは来年の3月を予定しています。
現在31地区での市街地再開発整備が行われ、計画決定している高層住宅の建築数は38棟‼️
日本橋から茅場町にかけては、国際金融都市を開発予定。
このまちは、さらに大きな展開を迎えていきます。
人口はさらに延伸。
10年先に人口のピークを迎えた後は、ゆっくり減少に向かっていきます。
これから25年間は65歳人口が増加していきます。
私たちのまちの人口を延伸しているのは30〜40代の方々。
国の推計通り、中央区も同様に転入世代の方々が65歳に達していく…
子どもたちはシンギュラリティの時に社会人となるので
AIが社会構造を大きく変えうる時に備えた実力、つまり生きる底力が必要だと私は考えています。
公教育の中で、どこまで、非認知能力を高めていけるか?
などなど、次の期に取り組みます。
あと一日、どうぞよろしくお願い申し上げます。

2023年04月22日

選挙公報 私が次に目指すこと

選挙戦最終日となりました。

演説をしていると、ポスターの掲示板を眺める方々が増えてきたと感じています。

4期目を目指す私が、この期に手がけていきたいことの集約が選挙広報に掲載されています。

私が区民の方々からいただく税金というお給料。

この重みを自覚しながら、見合った分以上のものを、区民にお返しをしていく…。

その根本は、初当選から今も変わりません。

これから10年間、中央区の人口は延伸します。
現在は17万4千人を超えましたが、2033年には、約22万人まで人口が増加したあと、ゆっくり人口減少へと向かいます。

この時の日本は、65歳以上の国民が増加中。
25年間、65歳以上の人たちがこれから増加していくからです。

新生児は2500人強誕生なさる推計です。

今、喫緊の課題は、学童保育の待機‼️
毎年700人ほどの子どもたちが新1年生となりますが、これから先、より増加していきます。

今も、子どもたちをお預かりする場所が足りません。

ここは、次の期に私が着手したいことの一つです。

65歳以上の国民が増加していく現状、健康寿命を考え、また個人の人生のQOLを保つ意味でも、若い頃からの健康施策にこれからも取り組みます。
いつまでも元気で楽しく暮らしていけるように。。。

この区の発展は、持続可能な財政運営にはマスト。

区民への行政サービスに財源は不可欠だから。。。

手がけていきたいことがたくさんあります。

2023年04月18日

統一地方選挙が始まりました

~区民のみなさまへ~

3期12に年に渡り、私に皆様からのご信託を賜り、そして区議会で働く機会を頂戴しておりますことを、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

初当選以来、私は「いただいているお給料に見合う働き方をすること、そして、政治の場から区民に確かなお返しをしたい」という思いで仕事をさせていただいております。

そして、3期12年の中で、幾つか、お約束を果たすことができておりますことは、皆さまの声、そして行政がそれを必要と考えた…その結果だと考えております。

まずは、お約束したことのなかに、『都心でできるエネルギー施策について ZEBの導入』があります。

今、建物が存在しているだけで、エネルギーを創り出すことができる、ゼロ・エネルギー・ビルディングという工法があります。通称、ZEB(ゼブ)と呼ばれておりますが、中央区は、10年間の基本計画の中で、初めて、このZEBを導入することが決定いたしました。

背景には、区は、『ゼロ・カーボンシティ宣言』をし、2050年までにカーボンゼロを目指しているからだと思っています。

私がなぜ、ZEBを何度も、議会質問してきたのか?ということを、まずお伝えします。

それは「海の温暖化」が始まっているからです。私の家業は、水産仲卸です。

ちょうど、父の跡を継ぐため、築地市場に入ったのは、今から25年ほど前のこと。

すでにそのころから、温暖化は始まっており、鮭が生まれ故郷の川に遡上できない、北海道の海にアムール川からの肥沃な土が流氷で齎せれない・・・など、これまでにない海洋事情の変化が始まっておりました。

魚にとっての1度は、人間にとっての10度に匹敵すると、鮭専門店の社長に伺いました。

鮭は、海と川の温度差が2度あると、遡上できないのだそうです。人間に置き換えてみると、20℃の気温差は、確かに厳しい環境なのだと理解ができます。私たちは、クーラーをつけたり、コートを着たりできますが、魚はそれはできません。

つい先週、マグロ屋の社長と話しましたが、食べている餌(魚)自体が質が落ちているせいで、マグロの脂の乗りも変わってきていると伺いました。

海洋事情がこれほど変わってきている理由。それは、海が一番CO2を吸い込むからだそうです。

そのため、海が膨張し、温暖化していく・・・。スキューバダイビングのスポットとして誰もが憧れるモルディブもあと数年で海の潮位があがった結果、海に飲み込まれていくと懸念されていますように、世界各国で、海の変化が始まっています。

私が、まちづくりの視点でいつも考えているのは、「今年生まれた子どもたちは、2100年に何歳になるだろう?」という視点です。

2023年生まれの子どもたちは、2100年に77歳となります。

これだけ、海洋事情の温暖化が進む中で、彼らが生きる77歳の地球環境はどうなっているのだろう?

やがて、隅田川で江戸前の魚が捕れなくなり、「昔は、江戸前の魚でお寿司が食べられたんだよ・・・」と77歳になった彼らのお孫さんたちに、話をするような・・・そんな地球環境の変化を将来世代にもたらしてはならない。

私は、そう考えています。

もう一つ、理由があります。

それは、私は東日本大震災直後に初当選させていただいたから・・・です。

当時、選挙前でしたが、私は4月の最初の土日にボランティアバスに乗り込みました。

行き先は、石巻。漁港で日ごろお世話になっているところです。その惨状を目の当たりにしてきたあと、都心は、エネルギーを抑えた生活になりました。銀座のまちが薄暗かったことは今も記憶に新しいです。

このころから、都心でできるエネルギー施策は何だろう?と調べ始めたのです。

そこには、ZEB(ネット・ゼロ・エネルギービルディング)というものがあることがわかりました。

また、ZEBは、災害時も電源を喪失しにくいということもわかりました。

少しずつ進む温暖化、そして将来世代に温暖化している地球環境を残さないようにという思い、災害時にも強いということがわかり、私はZEBの導入について、『都心でできるエネルギー施策』として議会で提案し、区の考え方をこれまで尋ねて参りました。

幸い、中央区はゼロ・カーボンシティ宣言を発令しました。

おそらく、時代のニーズもあったのだと思いますが、基本計画の中に、ZEBを導入し、公共建築物や、民間への指導でもZEBを推進していく、という方向性が定まりました。

三月の末には、既存建物のZEB化も決定しました。

浜町公園の中にある体育館。こちらを改築するにあたり、ZEB Ready(50%以上エネルギー消費量の削減を目指すもの)が可能であることがわかり、これから着手して参ります。

ひとつ、お約束が果たせたことを、今日は、ご報告したいと思います。

2023年04月01日

特殊詐欺対策 中央区と築地警察署の取組

3月のある日。

防災危機管理室より連絡があり、「ようやくご報告ができます」、とおっしゃって、協力してくれる銀行のATMが見つかり、特殊詐欺撲滅の取組を3月14日から築地警察署とともに行います、というご連絡がありました。

昨日、夕方のNHKニュースで、この築地警察署の取組が紹介されていました。

ちょうど先月、予算特別委員会の総務費の危機管理費について、質問していた際、特殊詐欺への対策についての現状を問いました。

中央区は4警察署があるなか、それぞれ2~5件、前年度から発生件数が減少しているところを、月島警察署管内だけは、前年度から7件増加し、22件、被害にあわれた(令和4年12月末日)と答弁が戻りました。

またその際、「高齢者宅の電話機にメッセージが流れるものを無料で設置するなど、これまで対応を取ってきましたが、現在、新たな取り組みを考えているところです」という答弁が戻りました。

その時の「新たな取り組みを考えている」というのが、築地警察署と取り組む↓コレ、だったのだそう。

年金生活となっていらっしゃる方の財産を狙うなど、言語道断で非道すぎると感じています。

この取り組みが功を奏するなら、警視庁全体での取組にもなり得ることから、効果があることを願います。

中央区ホームページ/中央区内の特殊詐欺撲滅を目指します 3月14日 (chuo.lg.jp)

2023年03月23日

零和5年度 第一回区議会定例会終了!!!

3月16日、第一回区議会定例会が終了しました。

今回は、3月3日から予算特別委員会が発足。私は委員の一人として、区長から提案された全92事業、過去最高の予算額の審査を行いました。

では、4月からの1年間の予算について、ご報告します。

令和5年度は、過去最高の予算額、1,483億9,376万4千円!!!を計上。(人口も過去最多17万4千人以上)

テーマは『新たなスタートへ!』とし、新たに策定した「中央区基本計画2023」に掲げている事業の着実な展開を図るほか、『脱炭素社会の実現をめざす取組」、「地域・経済の活気と賑わい向上の取組」、「こどもたちの健やかな成長と豊かな学びあふれるまちづくり」、「将来の区を支える都市基盤整備」について重点的に強化を図った・・・という内容になっています。

「新しく始める事業」は28事業あります。

「充実させていこう」と明記された事業は、21事業。

「継続させます」、という事業数は43事業あります。

まず、「新しく始める事業」についていくつかご説明します。

◆すべての人々が健康で安心して暮らせるまち

 ・多胎児を妊娠したものに対する妊婦健康診査費用の追加助成 健康診査を1~19回目まで費用の一部を助成

  (従来は14回までの助成でした)

 ・帯状疱疹ワクチン任意予防施主の一部助成

 ・特定不妊治療医療費(先進医療分)の一部助成

◆誰もがいきいきと笑顔で暮らせるまち

 ・学校給食費、保育所等副食費の無償化

 ・民間学童クラブ誘致による定員拡大

◆災害・犯罪に強くいつまでも住み続けられるまち

 ・防災拠点運営委員会訓練の支援

◆水とみどりあふれる豊かな環境を未来へつなげるまち

 ・Team Carbon Zeroの運営

 ・新たな仕組みによる中央エコアクト(二酸化炭素排出抑制システム)の運用開始

 ・区有地を活用した太陽光発電所の整備

 ・都内連携による森林保全活動の推進

◆魅力ある都市機能と地域の文化を世界に発信するまち

 ・都心、臨海地下鉄新線検討調査

 ・水上交通活性化事業

 ・建築物ゼロカーボンの促進に向けた基礎調査

 ・築地、東銀座における都市基盤整備等を踏まえた魅力あるまちづくりの検討

 ・日本橋川沿いエリアの賑わい支援事業

 ・東京駅前地区歩行環境検討支援事業

◆多彩な産業が地域に活力を与え、多様な人がにぎわうまち

 ・商店街等に対する補助

 ・借款融資制度の延長

 ・区内共通買物、食事券の発行

一部ご紹介でした。

今回私は、区長が「重点分野」と指定している事業の中から、新規事業について質問していきました。

今日は、その中で、『森林保全活動のさらなる充実』『3歳児検診に弱視の早期発見のための屈折検査導入』についてご紹介します。

『森林保全活動のさらなる充実』は、重点分野の事業である「脱炭素社会の実現を目指す取組」のなかの1つに指定されている新規事業です。

これは、中央区がかねてより取り組んでいる「中央区の森」森林保全活動について、環境政策課長が、中央区以外の東京22区に紹介。多摩地域の森林保全活動について提案したところ、13区が手を挙げました。東京都による協力を得て、広域的かつ持続可能な森林循環の確立をスタートさせるものです。整備面積は約22,35haです。

『3歳児検診(視力検査)への屈折検査の導入』については、これはようやく!!!!という思いです。

私は今から数年前、日本橋の小児眼科のドクターから、相談を受けていたのでした。

人間の視機能は、未就学児から小学校に上がるあたりの年齢で発達を終えてしまうため、小学校に入学し、「板書が読めない」ため、学校から検査に来る幼い子どもたちと、その親御さんに対し、「告知しなければならない」ことを避けたい。イギリスでは3歳児検診に屈折検査の導入しており、弱視の早期発見と矯正をしている。3歳児検診時に、どうか、屈折検査を導入してほしい・・・というお話でした。

そのドクターは、「報酬はいらない、検査をさせてほしい」と中央区の保健所に申し出るほど、早期発見の必要性を訴えておられました。

100人に1人ほど該当するという弱視を早期発見できれば、矯正できる余地があると!!!

治らないと、告知するには、あまりに酷であるということもおっしゃっておられました。

健康推進課長(臨床をはなれたDR)と、福祉保健部長が3代変わる中、屈折検査について調査し、あるいは、ある時は、私と一緒に小児眼科のドクターの下に一緒に行ってくださったのですが、ようやく、国の施策として、屈折検査の導入となりました!!!国からの助成金が半分入ります。

何より、これによって、視力の回復が図れることが私にはとてもうれしいお話です。

ドクター曰く。「見える?」とお母さんが聞けば、視力0,1の子どもは、もやっとした世界で見えているので、「見える」と答えるのだそうです。

小児眼科に送られてくる子どもたちが、これでゼロとなっていくように・・・と願います。

当時、中央区が導入に踏み切れなかったのは、暗室を用意できないから・・・でした。

今回は、暗室を用意し、数秒で屈折異常を検出できるようになるそうです。大いに期待しています!

ほかにも・・・予算書の中で、令和4年度予算案から大きく数字が変わった事業についても質問していますが、長くなるので、ひとまず、きょうはここまで・・・。またご報告します。

2023年02月23日

防災船着場を活用した水上輸送訓練を行います

関東大震災から100年目を迎える今年・・・東京都は、中央区、江東区、船会社と4者合同での水上輸送訓練を行います。

目的: 関係機関との円滑な輸送を図る訓練により、防災力の向上を目指す

中央区と東京都による訓練は次の通りです。

日時:令和5年2月28日(火曜日) 午後1時から4時

◆明石町防災船着場⇒有明客船ターミナル防災船着場

◆日本橋防災船着場⇒朝潮運河防災船着場

先週17日に開会された「感染症・防災等対策特別委員会」で質問したところ、今後は、物資の輸送だけではなく、傷病者の水上搬送も考えていく、ということでした。

中央区の東京都指定の災害拠点病院は、聖路加国際病院です。状況に応じて、防災船着場を活用し、患者さんの搬送もできるようになるかもしれません。

2023年02月23日

令和5年第一回区議会定例会がはじまりました

2月20日より、今任期最後の区議会定例会が始まりました。

今議会に提案されている議案は、予算が7件、条例が24件、その他7件、意見聴取1件、報告2件です。

年明けの最初の議会では、必ず、『区長所信表明』が行われます。

今年の1月1日、70年ぶりに定住人口が174,074人に達し、過去最多となったこと。

6年連続2,000人を上回る出生数であったことから、合計特殊出生率は、5年連続23区1位であること、が伝えられました。

そして、中央区は「平和都市宣言」を発してから35年を迎える今年、現在の世界情勢をみたとき、あらためて恒久平和の理念を刻み、各種施策に取り組む、という思いが冒頭、伝えられました。

以下、区長所信表明のエッセンスです。

◆地球温暖化 「ゼロカーボンシティ中央区宣言」の下、脱炭素社会の実現に向け事業者と共に邁進する

◆まちづくり 築地市場跡地の再開発を始め、都市基盤整備がそれぞれ進む中、将来のまちの輪郭が見え始めてきた

◆「基本計画2023」を策定 今後の10年間の基本的な方向性。中央区の1-年後の姿と取り組を示す

              計画全体の推進には、「ゼロカーボン」「水とみどり」「コミュニティ」

             「経済・文化」の4分野を『リーディング・プロジェクト』とする

              これを”セントラルパーク構想”として展開する

◆予算の概要 タイトルは「新たなステージへ!」

 歳入 区財政の根幹である特別区税・特別区交付金は、人口増加や経済回復基調により一定程度の伸びはある

    しかし、ふるさと納税による税の流出が引き続き拡大。物価高騰の長期化により企業の景気は下振れリスク

    予算編成には、取捨選択を行い、貯えてきた基金の活用、特別区債の発行など財源対策を講じた

 歳出 新規28事業、充実21事業を含む一般会計予算は、令和4年度を18,9%上回る

    過去最大となる総額¥1,483億9,300余を計上

 主な施策 《ひとりひとりの生き方が大切にされた安心できる街を目指して》

  1.男女共同参画 「男女共同参画行動計画2023」を策定する

  2.妊娠期からの子育て支援策 

    ・保険適用外の先進医療にかかわる特定不妊治療の一部を助成。

    ・多胎児妊娠中の方に妊婦健康診査費用の女性を19回までサポート

    ・令和5年度に4園、新規保育園開設を実施 400人超えの定員拡大を図る

    ・民間学童クラブを4月、月島に開校 

    ・小学校内でのプレディとが学童クラブの一体的運用に向けた準備を行う⇒放課後等での居場所確保を強化

    ・小、中学校の給食費の無償化と保育所等服飾費の無償化を実施

    ・保健師等による伴奏型相談支援を行う 

    ・出産支援祝品、新生児誕生祝品、子どもが2歳を迎えるときギフト券贈呈

  3.《高齢者施策》

    ・さわやか健康体操、はつらつ健康教室、ゆうゆう講座など個々人に応じた様々な事業や各種プログラムを  

     実施

    ・中央区粋なまちトレーニングに取り組めるよう、理学療法士による身体状況に応じたアドバイスを行う

    ・高齢者通いの場(現在18か所)を、さらに交流が広がるように支援する

  4. 《障碍者施策》

    ・日中一時支援をお粉事業所の拡大を図り、家族の休息を支援する

    ・福祉センターでは、生活介護、就労継続支援事業の定員拡大を行う

    ・令和6年4月開設(予定)に際し、福祉の包括的な総合相談窓口開設に向けて諸課題を整備する     

主な施策Ⅱ 《快適で安全な生活を送るための都市環境が整備された街を目指して》

  1. 《災害に強いまちづくり》

    ・退職自衛官の採用により発災時の対応力を強化

    ・都心南部直下地震など都が公表した新たな被害想定を踏まえ「地域防災計画」の修正に着手

    ・中学生による防災拠点運営委員会の参加推進&こどもが楽しみながら防災を学べる場、訓練の導入

    ・要介護高齢者、障害者など避難行動要支援者ごとの「個別避難計画」の策定を推進

    ・特殊詐欺対策として、防犯カメラの整備、地域見守り活動への支援を行い防犯力の向上に取り組む


  2.《環境負荷低減》

    ・ひとりひとりの行動変容が何より大事

    ・「中央エコアクト」二酸化炭素排出抑制シスレムを導入し、エネルギー消費量の見える化を図る

    ・取り組みに応じたポイント制を導入

    ・「チーム・カーボンゼロ」(仮称)を立ち上げ、若い世代が自ら考えた脱炭素社会の実現に取り組む

    ・区内で建設される建物のZEB化を誘導する基礎調査を行う

    ・旧立山臨海学園の敷地に太陽光発電所を整備、電力は区役所本庁舎等区施設で活用する

    ・区部と多摩地域の市町村、東京都との連携による森林保全活動は、森林循環の確立を目指す

   3.《緑豊かなまちづくり》

    ・現在、水辺を中心とした憩い・賑わいのある空間創出を目指す構想策定を推進中

    ・地域特性を生かし、魅力ある水上交通を実現するため舟運ルートの調査、検討を行う

    ・首都高KK線は、都が策定する事業化に向けた方針を受け、「築地川アメニティ整備構想」との連続による 

     「みどりのプロムナードの創出」に積極的に協力・連携していく

    ・東京駅前地区では、歩行者ネットワークの強化を図る 八重洲通りは道路空間を活かし、デッキ・ベンチ 

     を設置するなど、 歩行者がい超える空間づくりのための社会実験を行う

    ・区内の歴史&文化の拠点を水とみどりで結び、船を交通手段に加えながら、水上からも周遊できるよう

     ウォー被るなまちづくりに取り組む

   4.《都心にふさわしい魅力ある都市基盤づくり》

    令和4年度は将来に向けた都市基盤整備を前進した1年であった

    ・11月 都心・臨海地下鉄新線ルートや駅位置など事業案が示された

    ・築地市場跡地の再開発は令和6年3月ころ事業者が決定する 

     築地場外、周辺地域とのつながりに配慮し、調和のとれたまちづくり、安全で快適な歩行空間をつくる

     活気と賑わいの継承・発展にむけ、引き続き地域と協議を行う

    ・日本橋川沿いエリアでは、日本橋上空の首都高地下工事と合わせ、周辺開発が進行している

     工事期間中、地域の活性化を図るための補助制度を創設。住民、事業者と共に賑わいを絶やさぬよう取り  

     組む

   《晴海のまちづくり》

    ・地域コミュニティの拠点『晴海地域交流センター』を10月にオープンする

    ・転入時期を見据え、特別出張所等複合施設、小中学校の整備を進める 

    ・コミュニティバスの運行ルートの延伸を行う

 主な施策Ⅲ 《輝く個性とにぎわいが躍動を生み出すまちを目指して」

    世界的な物価高騰による影響、感染症による影響など地域経済を支える中小企業、商店街の事業活動に影響

    が及んでいることから

    ・感染症策緊急特別資金の借換融資制度を1年延長

    ・拡大防止のための飲食店、商店街等に対する補助も延長

    ・総額18億円のプレミアム付き共通買物・食事券を発行

    ・起業支援

    ・シティプロモーションを一層展開する

    ・NPO、地元商店街、企業との連携をはかり、イベントなど後押しする「地域連携加算」を創設する

    ・友好都市東根市から小学生親子を迎え、児童交換会をおこなう

    ・東根市、福島県川俣町の子どもたちとスポーツ交流を図る

 

【教育について】

    ・令和6年4月開講予定の晴海西翔・中学校の整備、日本橋中学、晴海西小学校第二後者の設計を行う

    ・SNSルールの運用を児童・生徒が作成

    ・デジタルシチズンシップ教育を行う

    ・幼児教育は、就学前教育の質を高め、小学校教育へとつなげる

     そのために、小学校区ごとに幼稚園、保育所と小学校の連携を強化する

    ・未就学児を対象とした幼稚園における保育体験やあそびの場を提供。幼児期における家庭での子育て支援

     を行う

    ・本の森ちゅうおう 6月「本の森美術館名画展2023」を行い、企画展を通年開催する予定

     生涯学習の拠点としてこどもたちから大人まで、中央区に対する理解、関心を深める機会を創出する

    ・子どもの読書習慣活動では、タブレット端末に推薦図書を案内するほか、学校でも案内する。 

     子どもたちが、本に興味関心を抱き、質・量ともに充実した読書活動となるよう取り組む

   ◆子育て・介護など27事業について オンライン申請を開始する

   ◆一時預かり保育利用料などの右飛方法に口座振替、コンビニ納付も加える

    特別出張所等の窓口においてもキャッシュレス決済を導入する

   中央区は、これから、いまだかつて経験したことの無い新たなステージに立つ

   ここに生まれて、住んで、働いてよかった、訪れてよかったと思い、誇れるまちをこれからも不屈の精神で推

   進していく。    

  令和5年度の山本区長の所信表明でした!

  ドラスティックに区内にたくさんの開発が進み、新しいまち、晴海5丁目に新しい住民を迎える準備が進む現在・・・

  常に動きを止めない商業地中央区と、ここにこれからも住み続けたい人が来れるように、まちの整備は続いていきます。

 私は、議会で、最初にZEB取り上げました

 それは、地球環境の変化による激甚災害を目の当たりにしてきたことと、水産仲卸だからこそ、海の中の変化を

 身近に感じていることから、「2100年に今年誕生する子どもたちが何歳になるのか?」、後期高齢者となる今年誕生した新生児が生きる未来の地球環境に対する責任は、今、生きている私たちにあるのだと、議会で何度も伝えてきました。だからこそ、都心でできるエネルギー施策を講じ、それはZEBが一つの考え方になるだろうと、提案してきました。基本計画2023のなかに、ZEBに取り組む方向性が打ち出されたことは、一歩、都心でできる環境施策に貢献できたかと思います。更なる推進にむけ、既存建物のZEB化についても、推進してまいる所存でございます。

今日はこれから議会質問です。

私は紺定例会での質問はしませんが、3月3日から始まる予算特別委員会の委員として、各事務事業の設計目的とその効果、また財政健全化についても、質問して参ります。

皆さまからの声、ご質問で、まちはよりよく変容していけます。ご意見をぜひ、お聞かせください。 

2023年02月01日

長周期地震動階級を入れた緊急地震速報の発信が新たに変わります

緊急地震速報への長周期地震動階級予測値の追加に伴う防災行政無線等の発信基準の変更がされました。

現在、区は、気象庁が23区内に震度5弱以上の地震速報を発出した際には、Jアラート受信機を通して、防災行政無線等を自動起動させながら、緊急地震速報を区内に配信しています。

本日2月1日より、気象庁から緊急地震速報に、「長周期地震動階級の予測値」を追加した運用に変更されます。

これを受けて、中央区も、長周期地震動階級に対応した防災行政無線等の発信基準に変更します。

区内は、住民の9割を超える方々が集合住宅にお住まい。

また、基本的に自宅が倒壊していない区民には、災害発生後は、自宅での避難生活をお願いしています。

ただ、長周期地震動の影響が及び始めるのは、14~15階以上のフロアとのこと。

家具類の転倒防止策など講じる必要があります。

現在中央区では、高齢者福祉課と障碍者福祉課において、家具類転倒防止策を講じています。

必要と思われる方は、この機会にぜひ、ご相談ください。

★高齢者福祉課 03-3546-5353

★障碍者福祉課 03-3546-5717

★気象庁長周期地震動階級について

気象庁|長周期地震動階級について (jma.go.jp)

2023年02月01日

中央区のホームぺージがリニューアルしました

本日より、中央区のホームページがリニューアルしました

さっそく、この情報を、区民の方々へ発信しました。

すると早速、区民から「見やすいです!」とご返信をいただきました。

すぐに、広報室に伝えると、「このリニューアルで頑張ってくれた若い職員たちに伝えます。HPのリニューアルに関わった、すべての職員にも伝えます。ありがたいです。」とおっしゃられました。

中央区のHPは、他の自治体議員さんからも、「見やすいよね!」と言われたばかり!

同席されていた他の自治体議員さんからも、「検索しやすい!」と言われていたので、あらたに検索しやすくリニューアルされたHPをご紹介しました。

住民や、この地域の情報を取りたい企業の方々にとって、情報にたどり着きやすいリニューアルとなっていると思います。また、お気づきのことあれば、ぜひお声をお聞かせくださいね!

https://www.city.chuo.lg.jp/

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